冬眠 2021年12月ポレポレ俳句部

今週末からぐっと冷え込むそうですね。
 
いよいよ本気の冬の到来におびえております。

12月11日、年内最後のポレポレ俳句部を行いました。


 
今回も初参加の方がいらっしゃって、世界観がひろがりうれしい限りです。
 
鑑賞しながらいろいろなアイデアも出て、みんなで相談しながら句や場を組み上げていく面白さがありました。


 
今回のお題

「冬眠」でした。

冬眠
 
冬期、ある種類の動物がものを食べることをやめ、活動を停止して眠ったような状態で過ごすこと。へび、かえる、とかげなど、変温動物が行う。はりねずみやこうもりなどの哺乳類にも見られるが、こちらは完全な冬眠ではなく、ときどき目を覚まして排泄や摂食をする。

引用:きごさい歳時記

今回の作品

題詠:「冬眠」
 
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冬眠や壁に洩れ入る陽のかけら(落蕾)

冬桜空に君はいるから(小4)

冬眠の私にキスしたらころす(松竹梅)

冬眠や聖書に栞挟みをり(紙の舟)

花ばなも冬眠してく月日かな(えり)

冬眠に憧るる脳のひとりごと(のん)

生命が冬眠について数世紀(藤風)

1月のお題

「新年詠」でお願いします。

次回の俳句部は1月8日(土)です。

ネフネの「ポレポレ俳句部」は、毎月第2土曜日13:30〜15:30に開催しています。(現在は感染症対策のため30分短縮しています)講師は俳人の松本薬夏さん(→Twitter

開催場所:NEFNE(大阪府寝屋川市八坂町13-11)
 
状況によりオンラインを併用しています。


 
参加希望のかたはメール(info@nefne.website)またはSNSでご連絡いただけると嬉しいですが、当日参加でも大丈夫。
 
俳句初心者歓迎です!