今週末からぐっと冷え込むそうですね。
いよいよ本気の冬の到来におびえております。
12月11日、年内最後のポレポレ俳句部を行いました。
今回も初参加の方がいらっしゃって、世界観がひろがりうれしい限りです。
鑑賞しながらいろいろなアイデアも出て、みんなで相談しながら句や場を組み上げていく面白さがありました。
「冬眠」でした。
冬眠
冬期、ある種類の動物がものを食べることをやめ、活動を停止して眠ったような状態で過ごすこと。へび、かえる、とかげなど、変温動物が行う。はりねずみやこうもりなどの哺乳類にも見られるが、こちらは完全な冬眠ではなく、ときどき目を覚まして排泄や摂食をする。
引用:きごさい歳時記
題詠:「冬眠」
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冬眠や壁に洩れ入る陽のかけら(落蕾)
冬桜空に君はいるから(小4)
冬眠の私にキスしたらころす(松竹梅)
冬眠や聖書に栞挟みをり(紙の舟)
花ばなも冬眠してく月日かな(えり)
冬眠に憧るる脳のひとりごと(のん)
生命が冬眠について数世紀(藤風)