映画「むかしMattoの町があった」はイタリア精神保健改革の最初の20年を描いています。イタリアでは全島で精神科病院をなくした国であり、その改革の父と言われるフランコ・バザーリアと患者たちの物語です。
2022年9月に国連は日本政府に対して
「強制入院は障害を理由とする差別』であり、自由を剥奪すること。強制入院、強制治療を可能にする、すべての法的規定を廃止すること」と勧告。
また「施設収容を廃止し、予算分配を地域社会の人と対等に自立した生活をするための手配と支援に振り向けること、精神科病院に入院している人の、すべてのケースを見直し、無期限入院をやめ、インフォームドコンセントを確保し地域社会で必要な精神保健支援とともに自立した生活を育むこと」と勧告しています。
日本には精神科医療の課題がまだまだたくさんあります。
バザーリアたちはなぜ、精神科病院をなくそうと考えたのか。
どんな過程を経て、イタリアの精神保健改革が行われたのか。
一緒に映画を鑑賞し、知ることから始めてみましょう。
○日にち
10月28日(土)
○時間
13 : 30 開場
13 : 40 〜 17 : 30頃
○参加費
無料
○主催
医療保護入院制度を考える会
精神科の強制入院制度を中心に日本の精神保健・医療・福祉について学習し、考え、行動する会です。
○申込・問い合わせ
090-8576-0196 (世話人)
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