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2021年8月ポレポレ俳句部 作品発表




8月19日、ポレポレ俳句部を開催しました。


今回はのは~るさんに変わり、俳句部に参加しました。スタッフのまめです。

よろしくお願いします。



8月のお題


お題は「祭」です。

今回は参加人数が少なめでしたが、その分ゆっくりと落ち着いた空気が流れていたように思います。



言葉のすがた


言葉を使うときは「端的に、しっかり意図を伝えねば」という意識で使っていました。

昔は何も気にしてなかったのに、口下手を指摘されては落ち込んで、上手に話を伝えられる人が世の中に求められるのだと卑屈になったりしているうちに、すっかりネガティブなイメージができあがりました。

言葉は、目に見えない、輪郭をもたないものに、しっかりとした輪郭をつくる存在で、それはとてもすごい力だけどときに暴力的なものを感じる。

それが私が言葉に対してここ数年で思うことです。


ですが句を鑑賞しているとき、どんな言葉を使うのか、どんな並びで詠むのか、音の美しさやリズムを考えて表したい景色や感情を詠む様に、強さよりも豊かさを感じて、その豊かなすがたを通して詠んだその人自身と触れ合えたようで、それがすごく心をゆるめてくれました。

ガチガチにかたい重たいものではなくふにゃふにゃで軽やかになって、言葉っていいな、と。

日常でつかうような意図を伝えることも言葉の大切な役割ですが、あくまでそれは言葉の側面の一つで、それがすべてではないと改めて気がつきました。


だらだら書いてしまいましたが(しかも俳句について話していない…)簡単に言うととても楽しかったです。

俳句部とてもいい…とてもいいぞ…



今回の作品


題詠:「祭」

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篝火の迹のゆらめき祭舟(紙の舟)


笑ふ君泣きさうなぼく夏祭(松竹梅)


髪飾り風で飛んでくあと始末(ゆか)


黒髪を結ひ祭笛遠くにす(薬夏)


君と私を信じて天の川(てっちゃん)




9月のお題


次回のお題は

「秋の水」

または

「秋めく」「新涼」


次回の俳句部は9月11日(土)です。


感染対策のため、来月はオンライン開催となります。

参加希望のかたはメール(info@nefne.website)またはSNSでご連絡ください。

ネフネの「ポレポレ俳句部」は、毎月第2土曜日13:30から開催しています。(状況により時間や開催方法など随時変更しています。)

講師は俳人の松本薬夏さん(→Twitter


俳句初心者歓迎です!


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