噴水 2022年6月ポレポレ俳句部




梅雨入り宣言が出されたものの、あまり雨が降っていない、ここ寝屋川でございます。

しかし湿度は高いので、連日の30度越えも重なりかなり蒸し暑いです。こんな日が続くと、涼やかなものが恋しくなりますね。

風鈴、プール、川、打ち水、噴水、水族館、ソーダ水、かき氷、ビール…


こう思い浮かべてみると、水にまつわるものが多いですね。そして今回のお題もさりげなく入れました。ふふふ…


今回のお題

「噴水」でした。



【子季語】
吹上げ/噴泉
 
【解説】
機械的に水を噴き上げ、水が落ちるときのさまざまな形を楽しむ仕掛け。公園などに多く見られる。近くによるとしぶきを浴びて涼やか。日が当たれば虹が浮かび出る。
 

引用:きごさい歳時期




もちろん噴水はいつだってそこにありますが、涼感があるので夏の季語とされます。


日本最古の噴水は兼六園のもので、一般的になったのは明治期以降だそう。季語としても比較的新しいもののようです。

水というものは本来高いところから低いところへ流れるものですが、人為的に噴き上げられる噴水は自然風景とはまた違った趣きがあります。


噴き上がる水に涼やかさを感じつつ、しぶきがキラキラでしたり、虹が出たり、動きのあるモチーフです。


他者の影響をうけるということ



ポレポレ俳句部も、今月で丸3年になります。

初めのころからずっと来られている方も(皆勤の方も!)いて、月イチとはいえ、それなりに長いおつきあいになってきました。

参加者のおひとりが、一緒にやっていると他の方の作風に影響を受けることもある、とおっしゃっていました。


わかります〜

わたしも、他の方の句からいろいろ影響を受けています。

作った句が、なんかあの人の作風に似ているな、という時もあります。

ことばのチョイスや使い方、発想など、とても参考になります。

それに加え、他の方の句を見ていて、本当に感心することがあります。


例えば、何気ない風景に感じ入る詩人の視点。

逆に、何世代にもわたるような時間軸で捉える視野の広さ。

また、描写されたものの奥に人の生き様が重なって見える時など、感銘を受ける時も多いです。


そういった、視点の細やかさや、おおきな物事の捉え方など、思考的な部分でいちばん影響を受けているかもしれません。



影響を受けるのは悪いことではないです、と薬夏さんも言われていました。

お互いにいい波及効果となり、成長していけたらいいなと思います。


今回の作品

題詠「噴水」

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噴水や透きとほる風はしゃぐ子等(楽来)


噴水のやがてしづけき火となりぬ(のん)


噴水や予定調和のくづれをる(紙の舟)


噴水の広場のタコス具だくさん(松竹梅)


噴水の途絶えてふたたびの水脈よ(薬夏)



雑詠

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シックスパッドのいい男と美しい空(森の中の田んぼ)


次回のお題

「バナナ」です。



次回の俳句部は7月9日(土)です。


ネフネの「ポレポレ俳句部」は、毎月第2土曜日13:30〜15:30に開催しています。(現在は感染症対策のため時間短縮しています)講師は俳人の松本薬夏さん(→Twitter


開催場所:NEFNE(大阪府寝屋川市八坂町13-11)

状況によりオンラインを併用しています。

参加希望のかたはメール(info@nefne.website)またはSNSでご連絡いただけると嬉しいです。

俳句初心者歓迎です!