10月14日、ポレポレ俳句部を行いました。
今回のお題
案山子(かがし)
案山子(かがし)
【子季語】
捨案山子、遠案山子、おどし
【関連季語】
鳥威し
【解説】
稻を鳥から守るため、田に立てる人形。人のかたちに似せて、藁などで作る鳥威の一種。かっては、獣肉や魚の頭などを焼いて串にさし、田や畦に立てて雀などを追った。そこから、「嗅がし」が語源とされる。
引用:きごさい歳時記
案山子はもともと「かがし」という発音だったんですね。 近年は少なくなりましたが、時折イベントなどで、リアルな人間のようなものやキャラものなど凝ったかかしを見かけます。
子どものころに見ていたかかしは、麦わら帽子をかぶり田んぼの真ん中にぽつんと立っている、これぞかかし的なものでした。多くが雑なつくりでしたが、ユーモラスな雰囲気と同時に、なんだか哀愁も感じる存在でした。
作品発表
「案山子」 ーーー
目の見えず耳の聞こえぬ案山子かな(松竹梅)
金色の世界に倒れ伏す案山子(藤風)
宿酔の父の負ひたる案山子かな(楽来)
11月のお題
「虎落笛」、もしくは当季雑詠
次回のポレポレ俳句部は11月9日(木)13:30~です。
(ポレポレ俳句部は、毎月第2土曜日に開催していますが、11月は第2土曜の開催ではないのでご注意ください) 開催場所は寝屋川市のNEFNE(ネフネ)です。 初心者歓迎。どなたでもお気軽に遊びにきてください。
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