3月15日、ポレポレ俳句部を行いました。
今回のお題
「亀鳴く」
亀鳴く
【子季語】亀の看経
【解説】春ののどかな昼、あるいは朧の夜に亀の鳴く声が聞こえるような気がする。亀は実際には鳴かないが、俳句の季語として親しまれている。『夫木和歌集』にある藤原為家の「川越のをちの田中の夕闇に何ぞと聞けば亀のなくなり」が典拠とされている。
引用:きごさい歳時記
「亀鳴く」とありますが、亀は声帯がないので鳴くことができません。
決して鳴かない亀を鳴かせることで春を感じるというのは、空想的でなんだかちょっとユニークですね。
古くからの季語ということですが、古から現代まで受け継がれたとても柔軟な感性だなと感じます。
今回の作品
2024年3月
「亀鳴く」
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捧げます亀鳴くまでのこの命(松竹梅)
奨学金の返済完了亀鳴けり(桔梗)
4月のお題
「花篝(はなかがり)」
次回のポレポレ俳句部は4月13日(土)13:30~です。
ポレポレ俳句部は、毎月第2土曜日13:30〜開催しています。
開催場所は寝屋川市のNEFNE(ネフネ)です。
初心者歓迎。どなたでもお気軽に遊びにきてください。
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